アルコールと不眠症のこと その1

禁酒二日目の夜は、久しぶりにぐっすりと眠った。
禁酒前までの数週間は、毎日飲んでいたとはいえ、
急激に血中アルコール濃度が上がらないようにセーブしていたので(4.5%発泡酒350mlをトマトジュースで割ったものを6時間くらいかけて飲んでた)、記憶をなくすこともなくて、
飲酒をやめたことによる禁断症状=不眠や自律神経の不調などの不具合も出なかった。

私の飲み過ぎに深い関係。「不眠症」のきっかけ

不眠に関しては、とても苦しんだ経験がある。
今から4年ほど前、仕事の過労とストレスが原因で不眠症になり、メンタルクリニックで睡眠薬の投薬を受けていた。
ただ、当時は月100時間超の(サービス)残業をしていたので、
その渦中にいた時には、お酒を飲む時間的余裕がなかった。
(というか、お酒を飲んでいたら、そもそも向精神薬を飲めない)

その後、残業時間の緩和とともに不眠症は快方へ向かったものの、
「今度また不眠症になったら・・・」というのが結構なトラウマになってしまった。

不眠症ってつらい。。。
明けない夜はないのだが、
明けたとしても、眠れないまま激務をこなさなきゃならなくなる。
そしてもし倒れたら、また仕事が進まなくなる。。。というプレッシャーでまた眠れなくなる。
眠れないと、いろいろと考えてしまい、
怒りと焦りが生まれ、眠れない時間だけ苦しみが増える。

そうした苦しみから抜け出したくなり、その後、飲酒する時間的余裕ができてからは、
いわゆる「眠るまで飲む」ことを習慣化してしまった。
(いま思い返せば、それも言い訳のようなものだけど)

私は中途半端に飲んでしまうと睡眠中に目が覚め、それから眠れなくて苦しむことになるので、
「(途中で目が覚めない程度の)酩酊具合まで飲んで、眠る!」ことを理想型にしてしまった。

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